愛知県豊田市で三日、愛知教育大付属高校一年
遺体には口の周辺を強く圧迫されたあとや、顔や頭に数カ所殴られたあとがあるほか、鼻から出血していたことも判明。口をふさがれたり、出血で気道が詰まるなどして窒息したとみられる。
調べでは、粘着テープは黒色で幅約四センチ、約四メートル。鼻の下から後頭部にかけて七重に巻いたとみられ、発見時は首までずり落ちていた。
捜査本部は、声を出さないように、犯人がテープを巻いた可能性があるとみて捜査。事件前にスーパーなどで同様のテープを買った者がいないか調べている。
伊藤さんは二日夕、同県刈谷市の高校を出た後、行方が分からなくなり、家族が捜索願を出し豊田署が付近を捜索。三日午前五時半ごろ、自宅近くの田んぼで死亡しているのを家族の知人が発見した。