金沢市内のドラッグストアでつまようじの入ったパンが見つかった事件で、金沢中署は3日、パンを購入した野々市町矢作、派遣社員中間正義容疑者(24)を詐欺の疑いで逮捕した。
発表によると、中間容疑者は、「パンにようじが入っていた」と偽り、山崎製パンから謝罪の菓子折り1つ(1000円相当)とパンの購入代金200円をだまし取った疑い。中間容疑者は1日にパンを購入、製造元の山崎製パンの「お客様センター」に電話していた。パンは山崎製パンの京都府内にあるグループ会社の工場で製造されていた。
中間容疑者は、「食品に針が入っていたとクレームを言って、謝罪金をだまし取る詐欺をテレビで見て、まねた。生活費に困っていた」と供述している。
同署は3日朝から、中間容疑者から事情を聞いていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20080504-OYT8T00122.htm