2008年05月04日(日) 21時12分
窃盗逮捕状の男が硫化水素自殺、捜査員の訪問直後(読売新聞)
北海道警は4日、窃盗の疑いで神奈川県警幸署が逮捕状を出していた北海道訓子府(くんねっぷ)町の男性(30)が、幸署員が自宅を訪問した直後に自宅で自殺したと発表した。硫化水素による自殺とみられている。
道警と同署によると、男は、今年初めに川崎市幸区で発生した窃盗事件の容疑者として浮上し、捜査員が同日午前10時ごろ、男の自宅を訪れた。男は当初、逮捕に応じる構えを見せていたが、しばらくして「部屋に戻る」と言い残して自室に入ったという。
部屋から出て来ないことを不審に思った男の父親らが午前11時15分ごろ、部屋に入り、自殺を図った男を発見した。男は救急車で病院に搬送されたが死亡が確認された。部屋は硫黄臭がし、トイレ用洗剤やビニール袋などが残されていたという。男は両親と3人暮らしだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000030-yom-soci