瀬戸内海を望む坂の街・広島県尾道市で、古民家を生かしたカフェの周辺に、最長10メートルもの色とりどりのこいのぼりが滝を登るように出現した。
カフェの中庭を泳ぐこいのぼり。視界の先には尾道大橋も見える=広島県尾道市、青山芳久撮影「皆さんに福(フク)を」の語呂合わせで計29匹。空気を詰めた袋を入れ、風がなくても優雅に泳ぐ姿を市在住のアーティスト園山春二さんが演出した。
黄金週間に尾道を訪れる子どもに楽しんでもらおうと発案。園山さんは「地面近くにつないだこいのぼりは触ることができ、間近で『生態』を観察できます」。