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2008年05月03日(土) 00時00分

遠洋マグロ漁、燃料高騰で台湾が休漁検討読売新聞

 【台北=石井利尚】メバチマグロなど冷凍マグロを日本に輸出している台湾の遠洋マグロ漁の同業組合は2日、燃料重油の価格高騰を理由に、今夏、遠洋マグロはえ縄漁船の大規模な休漁を計画していることを、本紙の取材に対して明らかにした。

 日本へのマグロの輸出量が減り、マグロ価格の上昇につながる可能性がある。

 同組合によると、保有する400隻のうち70隻が、台湾当局の休業補償制度を利用する休漁を検討中。自主的な休漁漁船を含めると、100隻以上に上ると見られる。休漁する漁船の数が最終的に決まるのは6月だが、同組合の黄昭欽・総幹事は「燃料価格が高止まりし、採算が合わなくなっている」と話した。台湾は、日本に出回るマグロの最大の輸入先。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20080503gr02.htm