日本たばこ産業(JT)は1日、中毒事件のあった冷凍ギョーザを輸入販売した完全子会社ジェイティフーズの勝浦秀夫社長(57)が退任し、後任に渕靖常務執行役員(53)が昇格する人事を発表した。6月25日付。
また、食の安全に詳しい大学教授ら2人がJTの顧問に就任する。
JTは事件の社内処分として、木村宏社長ら13人を減俸とする決定を3月28日に発表しており、ジェイティフーズの勝浦社長も報酬の30%を3か月間削減する処分にしている。
今回の人事について「中毒事件とは関係ない通常の異動」と説明している。