—使い回しのきっかけは。
「湯木正徳前社長が『見た目がきれいなものはもったいない。使えそうなものは食べるなり、再度利用できる』と指示した」
—具体的には。
「アユなどが1本か2本足りない時に、下がってきた料理の状態を見て、きれいなものを再度焼いたり揚げたりして温めた。6、7年前から始まり、週1度とか、2、3週間に1度ぐらいのペースで続いた」
—なぜ従ったのか。
「問題があると思ったが、社員の立場では社長の指示に従うしかなかった。喜久郎元取締役(前社長の長男)も『社長の指示だから仕方ない』と言っていた。情けない話だが、(拒否する)かい性がなかった」
—隠していたのか。
「『やっちゃいけないことをやっていた』という意識があった。恥ずかしかった。昨年来の問題があり、今後は一切ないということで営業を再開したので出せなかった」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080502-OHT1T00264.htm