1日午前4時20分ごろ、東京都江戸川区北小岩7丁目の男性会社員(34)方で、妻(33)が倒れているのが見つかった。硫化水素を発生させたとみられ、妻は重症。駆けつけた小岩署の男性巡査部長(31)と会社員、中学3年の長男(14)の3人が中毒症状を訴え、いずれも症状は比較的軽いという。
小岩署の調べでは、同4時ごろ、夫が近くの交番に「妻とけんかになった」などと相談に来た。その最中、妻が夫の携帯電話にかけてきて自殺をほのめかしたため、巡査部長とともに家に戻った。妻のそばに、硫化水素の発生源とみられるボストンバッグがあり、家には空の洗剤の容器などがあったという。
会社員方は、母(67)、小学6年の長女(12)を含む5人暮らしで、当時全員が家にいた。 アサヒ・コムトップへ
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