2008年05月01日(木) 22時20分
不審電話頻発が2日で600件 最高裁が注意喚起(産経新聞)
最高裁は1日、「東京裁判所」を名乗る、自動アナウンス装置を利用した不審電話が頻発していると発表した。4月30日、5月1日の2日間で最高裁、東京地裁などに500〜600件の問い合わせが寄せられているという。個人情報を聞き出そうとしたケースもあり、最高裁は注意を呼びかけている。
不審電話は、自動アナウンスで「東京裁判所」に出頭するように要請。その後、「問い合わせをする場合は9番を押すように」と続き、9番を押すとオペレーターに繋がる。オペレーターはたどたどしい日本語で「あなたは詐欺事件の被告になった」などと話した上で、氏名やパスポート番号などを聞き出そうとするという。
最高裁は「裁判所は自動アナウンスの電話を使っていない。電話があっても無視するように」としている。
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