30日午後0時10分ごろ、大阪市住吉区長居西1丁目のマンション6階から「異臭がする」と110番通報があった。同市消防局員らが駆けつけたところ一室の浴室で若い男性が倒れており、間もなく死亡が確認された。住吉署は硫化水素自殺とみている。
この影響で、1人が体調不良を訴えたほか、マンションの少なくとも13世帯14人が避難したという。
調べでは、死亡したのは住人の会社員男性(20)とみられ、無断欠勤を不審に思った同僚が訪ねたところ、玄関に硫化水素自殺をほのめかす張り紙があったという。現場はJR阪和線長居駅の北約500メートルの住宅街。