2008年04月30日(水) 11時19分
3月の消費支出、1・6%減…ガソリン・食品買い控え(読売新聞)
総務省が30日発表した3月の家計調査(速報)によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出額は31万2565円だった。
物価変動の影響を除いた実質で前年同月と比べて1・6%減となり、4か月ぶりに前年の支出額を下回った。
総務省は消費の現状認識について、前月までの「おおむね横ばい」のまま据え置いた。
商品別ではガソリンが約5%減った。ガソリン税の暫定税率が3月末で期限切れするのを見据え、買い控える動きが広がった。
食品の値上げも財布のひもを固くしている一因で、カップめんが13%、マヨネーズが8%、スパゲティは6%、それぞれ消費額が減った。1月末に発生した中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の影響も長引いており、「ギョーザ」(冷凍を除く)の売れ行きが29%減少したほか、「冷凍食品」も27%減った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080430-00000012-yom-bus_all