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2008年04月30日(水) 00時00分

暫定税率きょう再可決、ガソリン価格引き上げへ読売新聞

 ガソリン税の暫定税率などを復活させる税制関連法案は30日午後の衆院本会議で、与党による3分の2以上の多数で再可決され、成立する。

 政府は法案成立を受け、5月1日からの施行を政令で定める予定だ。4月1日に失効した暫定税率の上乗せ分(1リットル当たり25・1円)は復活し、ガソリン価格は引き上げられる。

 税制関連法案は参院で採決されていないが、憲法59条は、衆院から送付された法案を参院が60日以内に議決しない時は、衆院は「参院が否決した」とみなし、再可決できると定めている。

 2月29日に衆院通過した税制関連法案は4月29日から再可決が可能となった。

 土地売買時の所有権登記にかかわる登録免許税の軽減などの租税特別措置は、3月末に2か月間延長されたが、税制関連法案が成立すれば、6月以降も継続される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080429-00000044-yom-pol