29日午前9時15分ごろ、大阪府寝屋川市萱島信和町のマンション(6階建て)で、2階の会社員男性(35)宅を訪れた母親(66)から、「異臭がする」と110番通報があった。寝屋川署員や消防の救助隊が駆けつけたところ、男性が浴室で倒れており、約1時間15分後、病院で死亡が確認された。
浴室内にトイレ洗浄液の容器などがあり、同署は硫化水素を発生させて自殺したとみている。
この騒ぎでマンション住民ら約20人が避難し、女児(2)と祖母(46)が階段で転倒して顔などに軽傷を負った。
同署の発表によると、男性は一人暮らし。浴室のドアに「注意 毒ガス発生中」と張り紙があり、内側から粘着テープで目張りしてあった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080429-OYT1T00376.htm