28日午前5時半ごろ、水戸市の千波(せんば)湖畔を散歩中の女性から「コクチョウが血を流して死んでいる」と110番通報があった。茨城県警が調べたところ、湖北側の湖畔約1キロの範囲でコクチョウ5羽とハクチョウ2羽が死んでいた。県警が動物愛護法違反の疑いで調べている。
同市が県県北家畜保健衛生所に依頼して水鳥を解剖したところ、いずれも頭や首を鈍器のようなもので殴られ、骨が折れている鳥もいた。湖では翼の付け根を骨折しているコクチョウ1羽も見つかった。
水戸市によると、千波湖では3月以降、死んだ野鳥が今回を除いて4回、計14羽見つかっている。「人が棒で殴っている」などの通報もあったという。
千波湖畔には滋賀県彦根市から贈られたハクチョウなど約100羽の水鳥が生息している。 アサヒ・コムトップへ
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