2008年04月28日(月) 02時31分
<道路財源>5月12日にも「延長」 一般化も閣議決定へ(毎日新聞)
政府・与党は27日、道路整備財源特例法改正案を、憲法の「60日ルール」に基づくみなし否決を適用し、5月12日にも衆院で原案通り再可決する方針を固めた。福田康夫首相は「地方財政の混乱の回避」を理由に再可決を決断した。自民党幹部も27日、「今月30日と来月12日以降はセットだ。崩れることはない」と述べた。
再可決に合わせ、道路特定財源を09年度から一般財源化する政府・与党の基本方針を閣議決定する方向。道路特定財源を10年延長する改正案と「09年度からの一般財源化」をうたう政府・与党方針との矛盾が指摘されており、一般財源化の担保を求める自民党中堅・若手の造反を防ぐ狙いがある。閣議決定は、改正案再可決後になる見通し。【高山祐】
【図説】
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