28日午後1時10分ごろ、神戸市須磨区宝田町の私立滝川高(折戸善信校長)のアーチェリー部の部室で、器具の手入れをしていた1年の男子生徒(15)の頭にアーチェリーの矢が刺さった、と119番があった。
矢は右目の上の額に刺さり重傷。意識はあり命に別条はないという。須磨署が過失傷害などの疑いで調べている。
同署によると、男子生徒は昼休み中、1年の部員2人=いずれも(15)=と計3人で、弓の弦の調整などをしていた際、近くにいた部員が矢(長さ約65センチ、太さ約0・5センチ)を誤って発射したという。
折戸校長は同日、記者会見し「顧問は普段から人に矢を向けるなと厳しく指導していた。事故は大変申し訳なく、今後は管理をしっかりしたい」と謝罪した。