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2008年04月28日(月) 00時00分

尼崎市長抜き、最年少41歳の女性市長誕生 倉敷朝日新聞

 27日投開票の岡山県倉敷市長選で無所属新顔で元同市収入役の伊東香織氏(41)が、再選を目指した無所属現職の古市健三氏(60)、無所属新顔で前市議会議長の秋山正氏(53)の2人を破って初当選した。02年に42歳で初当選した白井文・兵庫県尼崎市長を抜いて、女性市長の中では全国最年少になる。中国地方の女性市長は初。現職の女性市長はこれで全国で10人目。投票率は47.13%(前回46.49%)だった。

 伊東氏は、同市収入役を昨年7月末に退任して総務省に復帰。その直後に、同市の反市長派市議らでつくる「倉敷市政を刷新する会」が1万2千人を超す市民の署名を集め、伊東氏に立候補を要請した。

 これを受けた伊東氏は、同11月に同省多国間経済室長を辞職して立候補を表明。観光都市・倉敷市への観光客20%増や小学6年までの医療費無料化などを掲げ、地元経済界や女性団体などへも支持層を広げた。古市氏は連合岡山の推薦を受けて組織を固めようとしたが、及ばなかった。

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200804280010.html