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2008年04月26日(土) 03時00分

目的不審なら販売中止を=洗剤、入浴剤で4団体に指示−硫化水素自殺問題・厚労省時事通信

 硫化水素自殺などが全国で相次いでいる問題で、厚生労働省は25日、日本薬剤師会(東京都新宿区)や日本チェーンドラッグストア協会(横浜市)など医薬品関係4団体に対し、硫化水素ガスを発生させる入浴剤や洗剤について、使用目的が不審、あいまいな場合は販売を中止するよう指示する通知を出した。
 通知は、客の身元や使用目的を必要に応じて確認したり、入浴剤と洗剤を同時購入する人について特に注意したりするよう求めた。また自殺につながる恐れがあるとして、使用法によっては硫化水素を発生させる可能性がある商品名について、具体的に客に伝えないよう要請した。
 一方、日本薬剤師会は同日、全国の薬局に対し、硫化水素を発生させる入浴剤や洗剤を大量に購入する人がいた場合、用途を確認することを求める通知を出した。 

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