2008年04月26日(土) 15時08分

＜聖火リレー＞ハプニング発生、地元民としては「なんだかなぁ…」（オーマイニュース）

　26日に長野で行われた聖火リレーは小さいながらもハプニングやトラブルが続出。オーマイTV取材班応援のため、地元コーディネータとして現地に車で来ていた橋爪明日香の父・橋爪聖一が、その現場に遭遇しました。以下、父のレポートです。

【動画】ハプニング発生、南長池交差点付近で

　聖火リレーの休憩ポイントとなった長野市のエムウェーブ。そこを折り返した聖火リレーが午前11時08分、南長池交差点にさしかかりました。

騒然となる南長池交差点付近＝26日午前11時15分（撮影：橋爪聖一）
　交差点付近には30〜40分前から、中国国旗を掲げた人々が叫び声を上げています。警備の警察官も大勢います。頭上には報道のものでしょうか、ヘリコプターが3機、爆音をあげて飛んでいます。

　いよいよ白バイ数台に先導され、大勢の制服、白服に囲まれた聖火リレーの集団が目の前を走って行きます。まるで大名行列です。歩道を「フリーチベット！」と叫びながら旗を掲げて、リレーを追いかけていく一団がいます。

　私の目の前を通り過ぎ、100メートルくらい進んだところで、ハプニングは起きました。

　リレーの集団に飛び込み、物を投げようとした黒い服を着た青年が警官に取り押さえられ、路上に倒れ、大勢の警官に取り囲まれました。

　その青年は倒れたまま動かなくなりましたが、しばらくして抱き起こされ、車に乗せられていきました。周囲は一時騒然としました。どうやら生卵を投げつけようとしたようです。

　それにしても、多数の警官に警備された今回の聖火リレー、地元民の私としては、こんな風に思ってしまうのです。

　「この聖火リレーって、一体何なんだろう……」

（記者：橋爪 明日香）

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