2008年04月26日(土) 15時08分
<欽ちゃん>「もう一度トーチを持って街の中を走りたい」 混乱に無念さにじませる(毎日新聞)
ビラなどが投げ込まれる混乱に遭ったタレントの萩本欽一さん(66)は「ハッピーな気分で終わりたかったのに。そんな空気に浸ることもなく、思いが達成できなかった」と無念そうに話した。
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萩本さんが走った長野駅前は、リレー開始前から中国人とチベット支持派が衝突し、「ここはイヤだな」と思っていたという。ビラなどの投げ込みには気づかなかったが、警官が「位置につけ」と叫ぶ声が聞こえ、伴走の警官が一斉に歩道を向いて構えたり、盾を持って近寄ってくるのを目の当たりにした。
萩本さんは「沿道も見えず悔しかった。子供やおばちゃんたちとハイタッチしようと思ったんだけど……。もう一度トーチを持って街の中を走ってから帰りたい」と話した。
第1走者を務めた野球日本代表の星野仙一監督(61)は「すんなり走れてよかった。沿道も皆、笑顔で声援してくれた」と、自身は順調だったことを強調。後続区間での混乱について問われると「私は自分の任されたことをきちっとやるだけ」とコメントを避けた。【石井朗生】
◇北島さん・いい方向で解決を
アテネ五輪平泳ぎ金メダリスト・北島康介選手の話 (72番目の走者として参加)五輪本番で少しでも注目してもらえるように、との気持ちで走った。(北京五輪を巡る)いろいろな問題は、いい方向で解決できればと思う。
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