２５日午後１時ごろ、東京都千代田区有楽町１のホテル「ザ・ペニンシュラ東京」から、「１０階で硫黄のようなにおいがする」と１１０番通報があった。
警視庁丸の内署で調べたところ、１０階客室の浴室で、宿泊客の男性が倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡した。運転免許証から、岡山県内の男性会社員（４７）とみられる。
同署によると、室内のドア付近に置かれたイスに、「硫化水素による自殺のため、入室にあたっては注意して下さい」と書かれたメモが立てかけてあった。浴室に男性が持ち込んだとみられるトイレ用洗剤と入浴剤の空の容器があり、同署は、男性が硫化水素を発生させて自殺したとみている。この騒ぎで８階から客３人が避難した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080425-OYT1T00682.htm