亡くなった女子中学生が通っていた香南市内の中学校では２４日朝、小雨が降る中、校門の前などに教師ら数人が立ち、登校する生徒を出迎えた。体育館では全校集会が開かれ、校長が今回の件を報告するとともに、命の大切さを訴えた。
登校してきた２年生の男子生徒は「（女子中学生のことは）よく知らないが、何で、と思う。周りに迷惑をかけたのは良くないけど、余裕がなかったのかもしれない」。いじめなどのうわさは聞いたことがないという。
学校側によると、女子生徒は最近、不登校気味だったという。全校集会の後に記者会見を開いた校長は「亡くなった生徒自身や保護者の方に大変申し訳なく、責任を感じている。地域の方にも心配をかけてしまった」と謝罪した。