2008年04月23日(水) 00時30分
「のぞみ」から飛び降り=浜松〜掛川間を走行中−男性?鉄橋に遺体・東海道新幹線(時事通信)
22日午後8時10分ごろ、東海道新幹線の浜松〜掛川間を走行中の新大阪発東京行き上り「のぞみ150号」(16両編成)から乗客が線路に飛び降りた。静岡県警磐田署が軌道内で遺体の一部を発見、身元の確認を進めている。
同署やJR東海によると、乗客は男性とみられ、浜松駅から約7キロの天竜川付近で、3号車の前方左側ドアを開けて飛び降りたらしい。非常用のドアコックを操作した上で、手動でドアを開けたとみられるという。
運転士がドアの開閉状況を示す運転台の表示灯が消えたのを見て非常ブレーキをかけ、停止した。
遺体の一部が見つかったのは、磐田市内の天竜川の鉄橋上。
のぞみは通常、この地点を時速230キロで走行。遺体の損傷状況から、飛び降りた際には相当なスピードが出ていたとみられる。
この影響で、東海道新幹線は全線(東京〜新大阪間)で一時運転を見合わせた。上下合わせて44本の列車に遅れが発生、約42000人の足が乱れた。
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