2008年04月22日(火) 16時57分
オリコン批判記事でジャーナリストに賠償命令(産経新聞)
音楽ヒットチャートをめぐる雑誌記事に掲載された事実無根のコメントにより信用を傷付けられたとして、音楽市場調査会社「オリコン」(東京)が、雑誌にコメントしたジャーナリストの烏賀陽(うがや)弘道さんに5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。綿引穣裁判長は名誉棄損を認め、100万円の支払いを命じた。
この裁判では、コメントを掲載した出版社の責任は問われず、コメントの提供者のみが訴えられたため、一部から「言論弾圧だ」との声が上がるなど注目された。
綿引裁判長は、一般論として「出版社の取材に応じた者はコメントがそのまま掲載されることを予測しておらず、取材に応じた者に責任はない」と指摘。一方で、コメントがそのまま掲載されることに同意、もしくは掲載される可能性が高いと認識していた場合は「コメント部分は提供した者に責任が生じる」とした。
その上で、烏賀陽さんのコメントが「編集者とメールなどで意見交換しており、そのまま掲載されることに同意していた」と認定。「コメントが真実であるとは認められない」と烏賀陽さんの責任を認めた。
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