ノーリツ(本社・神戸市)が出火の恐れがあるとして無償点検対象にしているガス風呂給湯器をめぐり、堺市の民家で先月、給湯器の中が焼ける事故があったことが21日わかった。
経済産業省によると、風呂の追いだき中、給湯器内部の部品の不具合で漏れたガスに火が付いたという。同社は昨年6月から、この給湯器を含む6機種(89年8月〜94年5月に製造・販売)について無償点検と部品交換をしているが、事故器はまだ点検を受けていなかった。
同社によると、今でも13万台程度が使われているとみられるが、3月末時点で約7万台しか点検が済んでいないという。問い合わせ窓口は、フリーダイヤル(0120・257・026)。 アサヒ・コムトップへ