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2008年04月18日(金) 15時01分

違憲判断に批判相次ぐ=自民時事通信

 イラクでの航空自衛隊による米兵らの輸送を違憲とした名古屋高裁の判断について、18日午前の自民党総務会で批判が相次いだ。
 今回の判決は国側勝訴のため国は上告できない。このため、津島雄二党税制調査会長は「最高裁で争えない以上、何らかの是正措置を考えなければいけない」と主張、稲田朋美衆院議員も「(主文でなく)傍論で最高裁の判断を封印するのは憲法違反だ」と指摘した。中山太郎元外相は「傍論で違憲としたのは司法の分を超えている」と語った。 

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