2008年04月17日(木) 14時32分
自衛隊イラク派遣に違憲判断=請求は棄却−名古屋高裁(時事通信)
自衛隊のイラク派遣は違憲として、愛知県の弁護士と全国の住民らが国を相手に、派遣差し止めと慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が17日、名古屋高裁であり、高田健一裁判長は「米兵らを空輸した航空自衛隊の活動は憲法9条1項に違反するものを含んでいると認められる」と指摘、憲法違反に当たるとの判断を示した。
自衛隊イラク派遣をめぐる同様訴訟は全国で起こされているが、違憲判断は初めて。
【関連写真】
〔写真特集〕世界の軍事力
【関連記事】
市民団体3人の有罪確定へ=反戦ビラ配布で上告棄却
【関連記事】
米大統領選と国連決議期限=転機のイラク戦略−開戦5年
【関連記事】
差し止め請求退ける=自衛隊イラク派遣訴訟−熊本地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000087-jij-soci