日野といすゞは15日、バスの暖房用設備から発火する恐れがあるとして、観光用などの大型バス計2700台(05年8月〜08年4月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。両社は防水加工を施すなどの対策をとる方針だ。
同省によると、座席下にある暖房用設備の防水構造に不備があり、水が入り込んで漏電が起き、発熱する可能性があることがわかった。新潟県柏崎市で今年3月31日朝、待機中のバスから発火、全焼する火事があった。けが人はなかった。ほかにも、煙が出たケースなど3件の不具合が報告されている。 アサヒ・コムトップへ
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