ドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映問題で、撮影現場だった靖国神社(東京千代田区)が、境内での撮影許可の手続きが守られず、事実を誤認させるような映像が含まれているとして、
十一日付の靖国神社ホームページで、広報課が公表した。
一方、高知市の映画館「あたご劇場」が上映を決めたものの、アルゴ社の要請で延期したことが十二日、分かった。また、市民団体などから上映会開催の希望が寄せられていた高知市の映画会社「四国文映社」にもアルゴ社から「待ってほしい」と連絡があり、見合わせているという。
映画は「靖国刀」を作り続ける刀匠を中心に、靖国神社の参拝風景などを描いている。