米製チーズ加工品、食中毒の原因菌検出（読売新聞）

2008年04月10日(木) 00時00分

　米国製のチーズ加工品から食中毒の原因となるリステリア菌が検出されたとして、厚生労働省は９日、食品衛生法に基づく検査命令を出した。

　菌が検出されたのは、米国のダニエル・インターナショナル社が製造したモッツァレラチーズの生ハム巻き。同社が製造するソフト、セミソフトタイプのナチュラルチーズを主原料とする食品は、当分の間、検査に合格しないと輸入できない。過去に輸入された同じ商品は検査に合格しており、問題はないとみられる。