「越(こし)の誉(ほまれ)」の銘柄で知られ、昨年7月の新潟県中越沖地震で建物の3分の2が損壊した同県柏崎市の「原酒造」で8日、新しい酒蔵建設に向けて地鎮祭が行われた。
同社は、1814年の創業。地震後は、仮設のこうじ室で酒造りを続けてきた。鉄骨造りの新しい酒蔵(約2000平方メートル)は震度7の地震にも耐えられ、年間1800キロ・リットル以上の生産を見込む。
原吉隆社長(50)は「今年は復興元年。不屈の魂で越の誉の歴史を作っていきたい」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20080409gr0f.htm