2008年04月07日(月) 18時30分
OEやThunderbirdなどのメールデータをGmailへ移行「Google Email Uploader」(Impress Watch)
米Google Inc.は4日、ローカルPCのメールソフトからメールやアドレス帳を“Google Apps”にインポートできるソフト「Google Email Uploader」v1.1を公開した。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページよりダウンロードできる。
「Google Email Uploader」は、ローカルPCのメールソフトからメールやアドレス帳などのデータを“Gmail”にインポートできるソフト。「Outlook」2003/2007や「Outlook Express」「Thunderbird」などのメールソフトに対応しており、ウィザード形式で設定を入力するだけで、各メールデータを“Gmail”にインポートできる。ただし、本ソフトを利用する際は“Google Apps”のアカウントが必要で、同サービス上の“Gmail”以外には転送できないので注意。
インポート時には、メールフォルダ単位でインポートするメールデータを選択できるほか、オプションとして、メールフォルダ名と同じ名前のラベルを付ける機能や、メールデータを“受信トレイ”へ入れずアーカイブに設定する機能を備えている。
使い方は簡単で、まずメールソフトを終了した状態で本ソフトを起動し、“Gmail”のメールアドレスとパスワードを入力しよう。次に、各対応メールソフトのメールフォルダがツリー形式で表示されるので、インポートしたいフォルダをチェックする。最後に、インポートする際のオプションの選択をすればよい。
なお、新規に作成したアカウントへアップロードする際は、一度Web上からログインして、アカウントを有効にしておく必要がある。また、既存のアカウントへメールをアップロードする際は、当該アカウントのメール転送などの設定が適応されてしまうので注意。大量の転送メールが発生してしまうことがあるので、あらかじめ転送設定を解除しておくか、新規アカウントへアップロードしたほうがよいだろう。
【著作権者】Google, Inc.
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1(08/04/04)
□The official update feed from the Google Apps team: Google Email Uploader available
http://googleappsupdates.blogspot.com/2008/04/google-email-uploader-available.html
□Google Email Uploader
http://mail.google.com/mail/help/email_uploader.html
(柳 英俊)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080407-00000029-imp-sci