2008年04月05日(土) 13時39分
製造段階の混入「ありえない」 花王会見で強調(産経新聞)
「工場内への持ち込みは一切できず、製造段階での混入ではないと考えている」。ヘルシア緑茶への異物混入について5日午前11時に緊急会見を開いた花王の青木秀子品質保証部長は、製造段階の品質管理を繰り返し強調し、出荷後に混入されたとの見方を強調した。
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今月1日に男性宅を訪問し製品を引き取った花王は、同社鹿島工場で分析。青木部長は「製造工場内には存在しない、通常除草剤などに含まれる成分が検出された。致死量ではないがかなりの量」と説明した。問題の製品は異臭や味のほか、色も通常より濁っていたという。
ヘルシア緑茶はメタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)対策の茶系飲料の草分けで、年間7000万〜8000万本が売れている同社の主力商品。メタボ対策を進める国の特定検診・特定保健指導が4月に始まったことを受け、リニューアルも予定し売り上げ規模は昨年比2ケタ増を見込んでいた。
花王は「購入時に開封されているものについては注意してほしい」としながらも、「未開封のものについては問題がない」と断言。同じ日の同じ工場で製造された製品以外は通常どおりに販売するという。
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