2008年04月02日(水) 14時43分
消費生活センターに全国共通電話、年中無休に…推進会議(読売新聞)
政府の「消費者行政推進会議」(座長・佐々木毅学習院大教授)が検討している消費者行政の強化策の「論点整理」の全容が2日、明らかになった。全国に約530か所ある「消費生活センター」の相談窓口に共通の電話番号を設け、年中無休で対応できる体制を整備するよう求めている。
消費生活センターは、地方自治体が条例や規則で設置を定めて運営している。ただ、法律に明文化されておらず、自治体による自主運営のため、財政事情の悪化から予算や人員を削減するケースが少なくない。
推進会議では、消費者基本法などにセンターの役割を明記し、全国ネットワーク化することを求める。法的根拠を明確にすることで、国が自治体に財政支援できるようにし、センター機能の拡充を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080402-00000036-yom-pol