2008年04月01日(火) 15時50分
福知山では据え置き多い 暫定税率切れのガソリン価格(両丹日日新聞)
ガソリンなどにかかる暫定税率の期限が1日午前零時で切れた。福知山市内の府石油商業組合福知山支部に加盟する多くの事業所では、すぐには新税率での販売をしていないが、同支部は「値下げ後にお客様が殺到されて供給が間に合わない場合もあるので、冷静な対応をしていただければ」と呼びかけている。
暫定税率期限が切れたことで、同日からガソリンの税負担は1リットルあたり約25円、軽油は約17円軽くなる。しかし、ガソリンスタンドの対応はまちまちで、全国的に暫定税率が課税されている在庫分がなくなるまで価格据え置きのところがある一方、在庫がありながら値下げして販売する給油所もある。
価格を据え置いた府組合加盟のある事業所の社長は「もう少し忙しくなると思っていたが、通常通りです」と話す。「値段の高い安いは一時的なことで、ガソリンがなくなったらどうしようかと思っている。政府には怒り心頭。税金のことはきちっと対応してほしい」と語気を強めていた。
軽油は1日から値下げをしたスタンドがあり、ガソリンも近日の値下げを予定しているところがある。
写真=「通常通りの来店客数」という市内の給油所(午前9時40分ごろ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000002-rtn-l26