暮らしにかかわる商品やサービスの値上げが4月からさらに広がる。
穀物や原油価格の高騰が原因で、牛乳やしょうゆ、ビールなど食卓に欠かせない食品のほか、電気、ガス料金も値上げされ、家計の負担はますます重くなる。
明治乳業と森永乳業、日本ミルクコミュニティの大手3社は、新年度からそろって牛乳の希望小売価格を3〜7%値上げする。飼料の高騰などで生産者から買い取る生乳価格が引き上げられたためで、「物価の優等生」と呼ばれた牛乳の値上げは1978年以来、30年ぶりだ。4月下旬以降は、バターやチーズなどの乳製品に値上げが広がる。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080331-OYT1T00627.htm