2008年03月24日(月) 20時01分
糸川議員脅迫で有罪=「民主主義の根幹脅かす」−無罪主張の会社役員に・東京地裁(時事通信)
国会質問をめぐり国民新党の糸川正晃衆院議員を脅したとして、脅迫罪に問われた会社役員山元康幸被告(50)の判決公判が24日、東京地裁で開かれ、登石郁朗裁判長は「民主主義の根幹をなす政治活動の自由を脅かした」として、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。
判決で登石裁判長は、糸川議員による被害供述の信用性を認定。「脅すつもりはなかった」とした被告側の無罪主張を退けた。
その上で、「暴力団関係者を利用した脅迫内容は強度。被害者は国会質問継続にちゅうちょを覚えた」と非難した。
【関連記事】
会社役員に懲役1年求刑=糸川議員脅迫-東京地裁
【関連記事】
連続暴行の男に懲役28年=「常習性は顕著」-鹿児島地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000111-jij-soci