京都府城陽市の一人暮らしの無職女性(63)が、預金している地方銀行の行員を名乗る男に「横領事件で支店がつぶれる。定期預金を解約して本店に預けて」などとうそを言われて預貯金を解約させられ、計約2000万円をだまし取られていたことがわかった。
府警城陽署は詐欺容疑で捜査している。
調べによると、男は21日午前7時ごろ、女性宅を訪問。女性は銀行の支店で500万円を、同様に郵便局と信用金庫でも計約1500万円を引き出し、男に渡した。午後1時ごろ、女性が別の支店で預金を下ろすうちに、男はいなくなっていたという。
男は30歳くらいで、約1メートル70〜1メートル80。黒のスーツを着ていた。女性とは面識がなかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080322-OYT1T00558.htm