1981年11月のロス疑惑「一美さん銃撃事件」を巡り、元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(60)(日本で無罪確定)が米自治領北マリアナのサイパン島で逮捕された事件で、米司法省が法務省に対し、非公式に捜査協力を打診していたことがわかった。
法務省幹部によると、米司法省から接触があったが、正式な捜査協力の要請ではないという。米司法省とは、担当者が定期的に連絡を取り合っており、捜査協力の話もその中で出たという。
鳩山法相は「日本で無罪判決が確定していることは捜査協力の拒否理由にならない」との見解を示している。三浦元社長の日本側弁護人は7日、米国からの捜査協力要請に一切応じないよう求める申し入れ書を鳩山法相にあてて提出している。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080225-1331217/news/20080308-OYT1T00231.htm