2008年03月07日(金) 11時27分
殺人予告スパムが身代金を大幅値下げ(ITmediaエンタープライズ)
「殺されたくなければ金を払え」と脅す殺人予告スパムが1年ぶりに浮上した。ただし今回は、要求額を大幅に値下げしているという。
【拡大画像】
殺人予告スパムは2007年1月にセキュリティ企業のSophosが発見。プロの殺し屋が自分の命を狙っていると脅し、殺されたくなければ8万ドルを払えと要求する内容だった。
Sophosは3月6日のブログで、これと酷似した殺人予告スパムが再び浮上したと報告。「おまえの友人に殺しを依頼された。要求に従わなければ命はない」などと脅す内容は同じだという。
ただし今回の要求金額は1万5000ドル。まず8000ドルで殺人を依頼した相手との会話を録音したテープを渡し、その後7000ドル払えば命は助けてやるとつづられている。
要求金額の大バーゲンについてSophosは「前回の8万ドルではだまされる相手がいなかったためか、または暗殺者も世界経済混乱の影響を受けているのだろうか」と結んでいる。
【関連キーワード】
スパム |
Sophos
殺人脅迫もスパムの時代に? 金や個人情報を要求
返信しないと殺す——詐欺メールにご用心
ついにスパムが殺人に発展? ロシアの事件めぐり憶測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000032-zdn_ep-sci