偽造された運転免許証を警察官に示したとして、福島県警郡山署は２日、郡山市安積町日出山２丁目、会社員黒田優樹容疑者（２５）を偽造公文書行使の疑いで逮捕した。写真入りの精巧なつくりで「インターネットで買った」と供述しているといい、同署が入手経路などを調べている。
調べでは、黒田容疑者は同日夕、自宅近くで同署員から職務質問を受けた際、偽造免許証を示した疑い。巡回中のパトカーを見かけて逃げるそぶりをしたため、職務質問を受けた。にせの免許証は大きさや形、手触りから署員は当初、本物と思ったが、名前を照会したところ約２年前に免許が失効していたことが判明したという。
ネット上には「免許証を５万円、パスポートを１０万８０００円で販売する」などとするサイトがあり、同署は公文書偽造などの疑いもあるとみて、これらのサイトも調べる方針だ。 アサヒ・コムトップへ
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