2008年02月28日(木) 10時02分
ロス市警本部長が自信「公判維持に十分な証拠」 ロス疑惑(産経新聞)
【ロサンゼルス=松尾理也】1981年の銃撃事件をめぐり会社役員、三浦和義容疑者(60)が殺人容疑などで逮捕された事件で、ロサンゼルス市警のウィリアム・ブラットン本部長は27日「われわれは、自信のない事件には着手しない」「公判を維持できるだけの十分な証拠と情報がある」と語り、今後の展開に自信をみせた。同市警トップが、今回の事件についてコメントしたのは初めて。
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写真でみる“疑惑の銃弾”
ブラットン本部長はこの日、ロサンゼルス市中心部で開かれたイベントで、今回の三浦容疑者逮捕に関し、新証拠の有無など具体的な情報については一切のコメントを差し控えるとしつつ、「継続捜査によってもたらされた情報によって、事件の最終的な解決に向けて機が熟した」と語った。
また、このほど日系人としてロス市警の最高位に昇格したテリー・ハラ本部長補佐は同じイベントで、「先日行われた記者会見には、70社以上のメディアが押し寄せた」と語り、重要事件として今後の広報対応にも万全を期す考えを明らかにした。
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