巨額損失が発覚したIHI(旧石川島播磨重工業)が発表済みの07年3月期連結決算を訂正した問題で、東京証券取引所グループの斉藤惇社長は28日、東証グループの東証自主規制法人がIHIから社債発行の経緯について事情を聴取するとの見通しを示した。
IHIの社内調査報告書では業績悪化の把握時期を昨年7月としていたが、この時期が社債発行前の昨年4月だったことがこのほど明らかになっている。斉藤社長は「社債発行時のデータが虚偽の数字だったかどうかが大事だ」と語った。 アサヒ・コムトップへ
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