【ロサンゼルス27日共同】米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件での殺人容疑などで逮捕された元会社社長、三浦和義容疑者(60)の捜査について、ロサンゼルス市警のウィリアム・ブラットン本部長は27日、同市内で記者団に対し「有罪に持ち込むことに不安はない」と述べ、自信を示した。
米自治領サイパンで三浦元社長が22日に逮捕されて以降、市警トップがマスコミの取材に応じたのは初めて。
ブラットン本部長は「公判維持できるだけの十分な証拠と情報があるという自信がなければ、われわれは前には進まない」と言明した。一方で、存在するかどうかを含めて注目されている新証拠については「収集した証拠については現段階では何も言わない」と語った。