2008年02月27日(水) 14時14分
ロス疑惑で弘中弁護士「弁護士選定長引く」(産経新聞)
三浦和義容疑者(60)の日本での弁護を担当していた弘中惇一郎弁護士は27日、三浦容疑者のサイパンでの弁護士選定作業について「三浦さんは手持ちの金をそれほど持っているわけではなく、(私選で選ぶとすると)もう少し長引くだろう」との見解を示した。
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弘中弁護士は26日夜と27日早朝、電話で三浦容疑者と会話。「三浦さんは元気。もともと順応性もあり、あの環境にも慣れてきている」と現在の様子について話した。
弁護士の選定方法については「何も決まっていない。(ロスに)移送されれば、ロスで見つけなければならないだろう」と指摘。
その上で「弁護士が決まるまでの間も、言うことはきちんと言って、向こうの言いなりになってロスで裁判することを認める必要はないと伝えた」と説明し「当然、選ばれた弁護人は逮捕の不当性を訴えていくことになる」と語った。
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