米ロサンゼルスの銃撃事件で、米検察当局が昨年10月、元会社社長、三浦和義容疑者(60)が同年11月ごろにサイパン島を訪問する可能性があると察知していたことが26日、分かった。同島の裁判所に検察当局が提出した宣誓供述の書面などで明らかになった。
書面によると、検察官は入管当局を通じて三浦元社長の渡航情報を把握。ロサンゼルス市警はサイパン当局に、元社長が渡航した場合は逮捕に協力するよう要請、1988年5月発効の逮捕状のコピーも送付していた。
22日午後2時ごろ、空港の入管当局が検察官に三浦元社長を拘束したと連絡。ロス市警は元社長をカリフォルニア州に移送する意向を示したという。
書面は、25日にサイパン島で行われた元社長の保釈の是非を決める審理で提出された。(共同)
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