2008年02月26日(火) 18時01分
前代表役員、無罪を主張=紀元会暴行死事件−長野地検(時事通信)
宗教法人「紀元会」(長野県小諸市)の信者奥野元子さん=当時(63)=の集団暴行死事件で、奥野さんの二女(26)への傷害と偽証の罪に問われた教団前代表役員舟橋元博被告(42)の初公判が26日、長野地裁(土屋靖之裁判官)で開かれた。同被告は「傷害もしていないし、偽証した覚えはありません」と述べ無罪を主張した。
検察側の冒頭陳述によると、舟橋被告は昨年9月24日午後9時ごろから翌25日未明の間、教団創始者の娘窪田康子被告(49)=傷害致死罪などで起訴=らと共謀し、奥野さんの二女をけるなどし3週間のけがを負わせた。また昨年11月に長野地裁で行われた一連の事件に関する公判期日前証人尋問で、暴行現場にいたにもかかわらず「暴行も目撃もしていない」などと述べた。
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