三浦元社長の弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士は26日朝、ロス市警の会見で新たな証拠が示されなかったことについて、「もともと新証拠はないと思っている。新証拠がないなら、とても起訴に持ち込めないのでは」と感想を語った。
弘中弁護士には、同日朝も三浦元社長から電話があり、ロサンゼルスへの移送に同意すべきか意見を求められた。これに対しては、「釈放を求めているのだから同意するのもどうかと思う」と助言した。
また、三浦元社長はサイパンについて「アメリカという認識はなかった」とも話していたという。
一方、三浦元社長の知人が「三浦元社長が昨年末、米国の捜査当局に事件を説明するため、ロサンゼルスを訪れた」と証言している点について、弘中弁護士は「本人に確認したが、『そういう事実は全くない』と言っていた」と否定した。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080225-1331217/news/20080226-OYT1T00305.htm