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2008年02月26日(火) 10時31分

「価格の高騰」に関する調査 9割超が「ガソリン・灯油」の価格高騰を実感MONEYzine

 このところ原油高によって、ガソリン、灯油などの石油製品はもちろん、電気・ガス、食品から日用品まで、さまざまな製品が値上がりしており、消費者のふところを直撃している。また電気やガスの料金も大幅に値上げされる見通しが明らかになった。これら価格の高騰に対して消費者はどのように捉えているのか。ネットリサーチのマイボイスコムは、『価格の高騰』に関する調査を実施し、2008年2月1日〜5日に15,339件の回答を集めた。

 調査の結果、この半年で価格の高騰を、「とても実感している」は43%、「まあ実感している」は47%。実感している人の合計は9割となった。価格の高騰を実感している品目は、「ガソリン・灯油」が91%で最も多く、「食品(パン・麺類など小麦製品)」(64%)、「電気代・ガス料金などの光熱費」(49%)が続いた。

 価格の高騰が切実な品目は、「ガソリン・灯油」が72%で圧倒的に多くなった。以下は、「食品(パン・麺類など小麦製品)」(35%)、「電気代・ガス料金などの光熱費」(28%)が続き、上位3位は『実感している品目』と同じ順位となった。

 価格高騰の影響により切り詰めている出費は、「外食費」が41%でトップで、以下、「交通費(ガソリン含む)」(27%)、「趣味・娯楽に利用する費用」、「自宅での食費」(共に25%)、「水道・ガス・電気」(23%)と続いている。

 外食産業は市場規模が縮小傾向にあるが、今回のアンケートでも切り詰めている出費としてトップに挙がったのは「外食費」。業界は、食材などの原材料の高騰に加え、来客の減少という二重苦に悩んでいる。

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