【サイパン(米自治領)25日共同=小宮伸太郎】米ロサンゼルスで一九八一年に起きた銃撃事件で、米自治領サイパン島の検察当局者は二十五日、同島で殺人容疑などにより逮捕された
また、同島の裁判所は二十五日、移送の可否に関する審理の期日を暫定的に三月五日に設定。検察当局者は、ロス市警の担当官がサイパン到着後、審理の期日が早まり、移送が実施される可能性があると指摘。三浦容疑者の身柄に関する法的手続きが本格化する見通しとなった。
一方、ロス市警は二十四日、三浦容疑者の逮捕に関する記者会見を二十五日午前(日本時間二十六日未明)に開く方針を明らかにした。
会見では、発生から約二十七年たった銃撃事件の再捜査をロス市警が開始した経緯や新たな証拠、サイパン当局に拘束されている三浦容疑者の身柄引き渡しなどについて言及する可能性がある。